ネントレ成功方法。3つのポイントとメリット・デメリット

2021年10月7日子育て

”ネントレ”とは、ねんねトレーニングの略称です。

おっぱいや抱っこなしで赤ちゃんが一人で入眠していくためのトレーニングのことを指します。

子育て中のママならどこかで耳にしたことがあるかもしれません。

皆さんは、「抱っこが限界」「寝かしつけがストレス」などと思ったことはありませんか?

私は実際にこのようなことを思い、ネントレをやってみました。

そこで感じたことは

もっと早くやればよかった!(継続していればよかった)

ということです。

この気持ちを寝かしつけに悩んでいるすべてのママさんに知ってほしくてこの記事を書いています。

・ネントレの体験談を知りたい

・寝かしつけで悩んでいる

・興味はあるが、不安で始められない

・赤ちゃんの泣き声が苦手

・泣かせるトレーニングなんて本当にできるの?

私は実際に息子が2か月、6か月、1歳と今まで3回ネントレを行ってきました。

・2か月の時は泣き声に耐え切れずに挫折。

・6か月の時は2日目にして成功したがうまく寝る日とそうでない日があり、1か月ほどして寝なくなる。

・1歳の時は2日目には泣かなくなり、現在も進行中です。

その成果もあり、今は寝かしつけの苦労から解放された日々を送ることが出来ています。

その方法をお話ししますので、最後まで読んでいただき

あなたもストレスフリーな育児ライフを手に入れましょう!

私のネントレライフ

ネントレとは

ネントレとは抱っこや添い乳をしないで赤ちゃんが自分の力で寝られるようにするトレーニングのことです。

育児をしたことがある人にならわかる、寝かしつけの苦労。

毎日抱っこしたり、添い乳してみたり、トントンしたり、と様々な方法で

世の中のお母さんたちは少しでも早く子供を寝かそうと奮闘しています。

1日中育児や家事でエネルギーを使い切った夜の寝かしつけは本当に大変ですよね。

以前は私も寝かしつけに悩む母のひとりでした。

その悩みから解放してくれたメソッド。それがネントレです。

私がネントレについて考えるきっかけとなったのがこちらです

私には無理だと思っていたネントレ

ネントレは赤ちゃんを一定時間泣かせて見守る必要があり、当時の私にはできないと思って諦めていました。

私にとっては初めての子育てで不安だらけ。赤ちゃんの泣き声がとても苦手だったからです。

赤ちゃんが少しでも泣いていると「お腹がすいたのかな」「どこか痛いのかな」などと心配の絶えない毎日でした。

実際に息子が2か月のころにネントレに挑戦しようと思い、ベッドにそっと置いてみたこともありますが

だんだん大きくなる泣き声に耐えられず、すぐに抱きかかえてしまいました。

そんな経験もあり、私にはできない、息子には向いていない方法なんだと諦めていました。

ネントレを知ったきっかけ

きっかけは赤ちゃんにっと長く寝てほしいと思ったことでした。

息子はお昼寝が短く、家事をするのに十分な時間がとれないことが多々ありました。

私は料理が趣味だったので、その時間がとれないことが育児が始まってからストレスに感じていました。

そこから赤ちゃんの睡眠について調べるようになり、ネントレという言葉にたどり着きました。

ネントレを始めたのはいつから?

私が本格的にネントレを開始したのは息子が6か月のときでした。

理由は抱っこがつらくなったから。

成長とともに息子の体重も増えていき、抱っこの負担も増えていきます。

育児や家事で疲れ切ったあと、毎日1~2時間も抱っこして寝かせるなんてもう限界だ!と思っていました。

そんな時に以前調べていたネントレのことを思い出し、実践してみようと思いました。

ネントレのメリット

寝かしつけのストレスから解放される

ネントレをすることにより寝かしつけのストレスから解放されます。

赤ちゃんが自分の力で眠ることができるようになり、ママが抱っこや授乳をする必要がなくなるからです。

私自身、抱っこで寝かしつけていた時は夜が来るのが憂鬱でした。

しかしネントレをしてからは寝かしつけの時間が楽しみになり、トレスから解放されたのを実感しました。

夜泣きが軽減される

ネントレをし始めてから、抱っこで寝かしていた時と比べて夜起きる回数が格段に減りました。

理由は2つあります。

・赤ちゃんが自分で入眠する力が身につくので、夜中に目を覚ましてもまた自力で眠りにつくことができる。

・抱っこや授乳で寝ていないので、目を覚ました時にそれがなくてびっくり&不安→大泣きということがなくなった。

これにより、寝かしつけた後に起きて泣くということがすごく減りました。

赤ちゃん自身も眠りのリズムが安定し、良い睡眠サイクルが得られるようになります。

赤ちゃんとの絆が深まる

私は実際にネントレをして感じたのは、赤ちゃんとコミュニケーションをとる機会が増え、絆が深まったということです。

この理由は

・寝かしつけのストレスや夜泣きが減ることにより、私自身の身体も精神的にも楽になりました。
これにより、昼間赤ちゃんと遊ぶ元気も出てきて、コミュニケーションを積極的に取る余裕が出てきました。

・私はネントレの時に「そろそろねんねしようね」、「今日もねんねの時間だよ~」などと、必ず声かけを行うようにしていました。
抱っこをしない分、不安感をなるべく減らしてあげるために行ったものですが、
こうしてねんねしていくことで、赤ちゃんと対話しながら心が通じ合っているような気持ちになれました。

このような体験を繰り返すうちに、ネントレはママと赤ちゃんと向き合う時間を増やしてくれる効果もあるんだと気づきました。

ネントレのデメリット

一定時間泣かせる必要がある

いつも抱っこや授乳で寝かせていた子の場合、それをなしに寝かせようとすれば大抵は泣きます。

それは日常的にそう寝かせていたことで”抱っこや授乳で寝る”という癖がついてしまっているのです。

抱っこや授乳で寝ることが悪いことではありませんが、赤ちゃんが自力で寝られるようにするためにはこの癖を取らなければいけません。

この癖が取れるまでは、泣いている我が子を見守る覚悟が必要です。

この期間は1日で取れる子もいれば1週間かかる子もいて、その子によって違ってきます。

やり方/私流ルール5つ

ネントレに関してはネットや本などで様々な方法が紹介されています。

私はネントレについてたくさん調べながら、様々なやり方の中で自分に合うものをチョイスして

自分なりのネントレ方法を見つけました。

あなたも参考にしながら、自分なりのネントレ方法を見つけてくださいね。

そんな中でもネントレを行う上ですべての赤ちゃんとママに共通して大切だと思うポイントをまとめました。

①自分に決意しましょう

・なんのためのネントレなのか

・誰のためのネントレなのか

・ネントレをすることで、生活をどのように変化させたいのか

を具体的に考えておきましょう。

ネントレでは多かれ少なかれ泣いている我が子を見守る必要があります。

この3点を自分の中できちんと整理しておくことで、冷静にネントレにのぞむことができます。

②子供とお話ししましょう

ネントレはママだけ、子どもだけがが1人で頑張るものではなく、ママと子どもが一緒に頑張るものです。

①で考えたことを、きちんと子どもにもお話しして伝えましょう。

子どもはまだ会話ができないかもしれませんが、ママが真剣に話してくれたことはちゃんと伝わっています。

私は毎晩寝る前に「ねんねの時間だよ。今日も抱っこはなしだけど、ママは隣にいるからね。」と話してから消灯します。

きちんとお話ししておくことで、急な変化における子どもの不安を軽減してあげましょう

③寝る時間を定めましょう

抱っこや授乳で寝かせていたときとの大きな違いは、寝かせてもらうのではなく自分で眠りにつくということです。

このためには、赤ちゃんの生活のリズムを整えることが重要です。

寝る時間を決めることで、生活のリズムを整える手助けをしてあげましょう

私の場合は

17時~18時 夜ごはん

18時~19時 お風呂

19時~20時 睡眠(寝る前に30分ほどベッドでお話ししたり、遊んだりして過ごす)

というように時間を割り振っていました。

おそくても19時30分にはベッドルームへいき、「寝る時間」ということを伝えていました。

生活のリズムを整えることで、赤ちゃんは「寝る時間」を認識しやすくなります

 赤ちゃんの睡眠やスケジュールについてはこちら

④泣き声の変化に注目しましょう

赤ちゃんの泣き声には種類があります。この変化に気づけると、ネントレがとても楽になります。

眠くて泣いているとき、お腹がすいて泣いているとき、おむつや温度など不快なことがあって泣いているときなど

様々な理由で泣き声が変化します。

この変化に気づくことで、放置しても良い泣き声かそうでないかを見極めることができるからです。

例えばお腹がすいて泣いているときは放置しても泣き止まない可能性があります。

しかし眠い時の泣き声は、少し見守っているとだんだん静かになってくる瞬間がやってきます。

これらの泣き声を、赤ちゃんの状況や泣き声から判断し見極めることで

泣き声を聞いている時間を最小限にすることができるのです。

⑤寝る環境を整えましょう

赤ちゃんが自力で寝る場合、寝付くまでにベッドの上で動き回ることが予想されます。

そのための安全対策がしっかりしていることが不可欠です。

・ベッドから落ちないようにする

・赤ちゃんの周りに窒息の危険のあるものを置かない

・挟まったりぶつけたりする危険のあるものは排除する

・快適な温度管理

・光の調整

私は以上の点を注意して環境づくりをしました。

うちの子の場合は消灯してから寝付くまで、広範囲にわたって動き回っていたので

真っ暗闇の中で動き回っても安全な環境づくりを徹底して行いました。

また、光で目を覚ましてしまうのを防ぐために遮光性の高いカーテンを使用したりと真っ暗な部屋にすることも意識して行いました。
赤ちゃんが快適に眠るためのスリーパー

成功のポイント3つ

☆ネントレの本質を理解してからしましょう

ネントレを行う理由をママ自信がしっかりと頭で整理し、理解しておくのが成功するポイントです。

目的意識をはっきりさせることで、迷いや不安がなくなります。

ママが迷ったり不安な気持ちは子どもにも伝わりますので、ママがブレない気持ちでいることが大切です。

☆中途半端はNG

やると決めたらやりましょう。

途中でやめたり、やらない日があったりすると子どもが不安になる可能性もあります。

「昨日は抱っこしてくれたのに今日は抱っこしてくれない」という気持ちにさせないため

ママの行動が一貫していることが大切です。

☆安全確保は必須です

安全が整っていない環境では誰も安心して眠ることはできません。

抱っこや授乳がなくなってもしっかりと安心して眠ることができるよう、睡眠環境を整えてあげましょう。

安全面はもちろん、光や温度、音も重要なポイントです。

その子に合った快適環境を見つけてあげましょう。
部屋の温度管理を助けるアイテム

子どもは日々変化します

冒頭にも書きましたが、私は現在が2回目のネントレ中です。

1度成功したネントレでしたが、寝返り、お座りができるようになったタイミングで起きてしまうようになりました。

現在は1歳のネントレ中ですが、6か月の時よりはなく時間も日数も短くなりました。

しかし動きは大胆に広範囲になっているので、前回よりも広い場所が必要になりました。

このようにどんどん成長していく赤ちゃんの成長段階に合わせて行う必要があるのです。

一度1人で寝られるようになった赤ちゃんでも、成長するにつれて寝れなくなる時もあるかもしれません。

そんなときは一度様子を見てまた再開するのも良い方法だと感じました。

まとめ

赤ちゃんも快適な睡眠が得られ、ママの負担も軽減する。みんながハッピーになれるメソッドがネントレです。

難しそうに思われがちですが、ポイントを押さえておくことで誰でもいつでも行うことは可能だと感じました。

赤ちゃんは100人いれば100通りの個性があり、「これが絶対に正解」ということは言い切れません。

ですので今回お話ししたポイントを軸に、自分なりのネントレを探ってみてください。

ママが誠意を持って取り組むことで赤ちゃんにもそれが伝わり、一緒に達成することができます。

みなさんの育児がさらに楽しく、ハッピーなものになりますように🌟

子育て

Posted by ayulog